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通常、ターミナルなどで出てくるプロンプトは、 [ora817@localhost ora817]$ の様に表示されます。 ここで、ちょっと、 $echo $PS1 と、入力してみてください。 すると、 [\u@\h \W]\$ と、表示されました。 これは、ora817ユーザーであれは、プロンプトの表示が 「ユーザー名@ホスト名 カレントディレクトリ」 と、言う情報を表示する事になります。 ホスト名の変更については、こちらを参照してください。 この他にも、日付や時間等も表示させることが出来ます。 では、時間または、日付をプロンプトに表示する様にしてみましょう。 $export PS1='\u@\h[\W \t]\$' と、入力してみてください。 [ora817@localhost ora817 01:16:24]$ と、表示されたはずです。 また、今度は、 $export PS1='\u@\h[\W \d]\$' と、入力すると、 ora817@localhost ora817 Tue Sep 18]$ 等と、日付が出てきましたね。 プロンプトに使用可能な特殊文字に付いては、こちらを参照 では、下記のコマンドを入れてみてください。 $export PS1='\u@\h[\W `date`]\$' すると、今度は、 ora817@localhost ora817 火 9月 18 01:21:13 JST 2001]$ と、出てきました。 これは、プロンプト表示時に、dateコマンドを実行したからです。 ちなみに、上記dateの前後にある記号は、バッククォートです。 (キーボードでは@と、同じところにあります) この様にして、バッククォートの前後に、コマンドも入れることが出来ます。 上記コマンドをログオンのたびに入力するのは、面倒ですよね。 上記のコマンドを環境設定に登録すれば、いちいち面倒なコマンド入力が省略できます。 ホームディレクトリに存在する .bashrc ファイルを編集すれば、OKです。 また、上記コマンドを入れる場所は、どこの行でも構いません。 編集が終了したら、 $source .bashrc と、入力して即座に編集内容を有効にしてみましょう。 (注:各コマンドの左の$は、プロンプトを表します) |
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